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Mama通販Shopのいまいです。
首都直下地震は東京湾北部を震源としたマグニチュード(M)7級を想定しており、今後30年以内の
発生確率は70%とされ切迫性が高まっています。死者は最悪で約1万1000人、負傷者は約21万人に上り、建物の全壊・焼失は約85万棟に達すると想定されています。
ニュースでは、菅首相は6日夜に記者会見し、
静岡・御前崎市の浜岡原子力発電所について、稼働中の4号機・5号機を含むすべての原子炉の運転停止を中部電力に要請したことが報道されました。
首都直下地震がおこった場合、
電車やバスが止まることで見込まれる帰宅困難者は約650万人。
内訳は東京約390万人、神奈川約110万人、千葉約82万人、埼玉約67万人。壊れた建物の一部が落下し散乱、発生した火災が迫る中で移動を始めれば、二次的被害を生む恐れがあり、路上にあふれ出た人たちが消防・救急など緊急車両の行く手を阻むことにもなりかねません。現時点で十分な対策が講じられていないのが現状です。
建物倒壊の危険度を東京23区の場合、足立区南部から荒川区、台東区東部、葛飾区西部、墨田区等で危険度大と言われています。
危険度の高い地域は、沖積低地や谷底低地に分類される地盤上にあり、古い木造や軽量鉄骨造の建物が密集している荒川・隅田川沿いのいわゆる下町地域一帯に分布しています。
具体的には、足立区南部から荒川区、台東区東部、葛飾区西部、墨田区、江東区北部に広がる地域で危険度が高くなっています。一方、多摩地域は、区部に比べると危険度が低くなっています。
また、倒壊だけでなく、火災による被害が一番大きいとの予測も出ています。
火災による危険度は、杉並区東部から、中野区、豊島区、北区、荒川区等で危険度大と言われています。
その理由は、木造建物が密集している地域に多く、区部の環状7号線沿いにドーナツ状に分布するとともに、JR中央線沿線(区部)にも分布しています。具体的には、杉並区東部から中野区、豊島区、北区、荒川区、足立区南部、葛飾区西部、墨田区北部に広がる地域で、また、品川区南西部に広がる地域でも危険性が高くなっています。
一方、多摩地域は、区部に比べると危険度は低くなっています。
地震に備え、防災用具を準備している方も多いと思いますが、
「防災マップ」はきちんと把握する事も大事です。なんとなく避難場所が書いてあるのかなぁという程度の知識しかない方が多数だと思いますが、実は自治体によっては、住民にとって有意義な情報を公開しているところがあります
。いざ大災害が発生した時にその地域にどんなリスクが存在し、どこの場所がより危険なのかを示すものです。また、場所によっては地震災害だけでなく火災発生時や洪水発生時の危険の度合いが示されていて、いざという時により効率的な避難活動を可能にします。
地震に対する備えは、しっかりと行ないたいものですね。