みなさん こんにちは。
Mama通販Shopのいまいです。
今年の夏は日本全国的に電力が足りない状態になっています。九州電力は18日の記者会見で、7月から最大15%の節電を企業や家庭に求める方針を明らかにしました。
定期検査中の玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開が、佐賀県などとの調整の遅れで7月以降にずれ込むほか、火力発電に使う燃料の調達が難航。冷房需要が増
える夏の電力の供給不足を防ぐねらい。
原子力発電所の再開や海外からの燃料調達に全力を尽くしていますが、このままだと電力不足で大停電がおこる可能性もあるからだそうです。
万一大停電が起こったら、どうなってしまうのでしょうか?実際に起こった例としては、
2003年1月、ニュージーランド最大の都市オークランド市(人口91万人)で起きた停電は、約2ヵ月間も続き、都市機能を麻痺させました。
日本では冬(南半球では夏)ニュージーランドでは、エルニーニョ現象の影響で猛暑が続き、電力需要が急増したため市の中心部へ電気を送る4つの送電線が次々とダウンし、大停電となってしまったのです。
大停電は市民生活や社会、経済に大きな影響を与えました。(1)市民生活では、オートロック式の集合住宅の住民が何日も自分の部屋から閉め出され、冷蔵庫や冷凍庫の食べ物が腐ってしまった。また、市当局は、約6千人の住民に郊外へ避難するよう呼びかけた。(2)交通信号が機能しなくなり、交通機関に重大な影響が生じた。(3)官庁の公共データや銀行の勘定系コンピューターが作動しなくなった。(4)工場では生産工程に狂いが生じて品質管理が不可能となったため、停電中は生産中止に追い込まれた。(5)銀行や高級ブランドショップなどでは、盗難防止のため緊急にガードマンを雇い24時間警戒体制を取った。(6)自家発電装置の過熱が原因で火災が多発した。大停電が起こると私たちには想像できない程、生活上様々な大きな問題が出てしまうという訳です。
現在、電気は火力発電(55%)、水力発電(10%)、原子力発電(35%)でつくられていますが、電気はつくり溜めができないため、常に必要な量をつくる必要があります。
私たちは電気のおかげで、真夏でもエアコンのきいた涼しい部屋で快適に過ごすことができますが、最近エアコンは一家に1 台から一部屋に1台となり、さらにパソコンやワイドテレビなど新しい家電製品の普及により、電力需要はますます増加しています。
すでに、JR九州や西日本鉄道は運行本数の削減などを検討。
「夏休みを長くしたり、休日を入れ替えたりするなど工夫をお願いしたい」(九州電力社長)としており、くらしや企業活動に大きな影響を与えそうです。
九州電力は6月半ばまでに具体的な節電計画をつくり、大口利用者などとの調整を始めます。
節電期間は暑さがピークをすぎる9月下旬までを予定しています。
関東首都圏では、気温が1度上がると、電力消費は160万キロワット上昇すると言われています。
もし異常気象により記録的な猛暑となり電力需要が供給限界を上回ってしまうと最悪の場合、大停電となる可能性もあります。そうならないよう、私たち一人ひとりが使用していない家電製品のコンセントは抜くなど、ムダなエネルギーを使わない省エネ・ライフを考えなくてはならない岐路に立たされている事を痛感させられます。
一人一人が省エネを心がけることが、大停電回避へ直結します。なるべくエアコンは使わない。暑い時間は大きな電力を使う家電は使わない。
皆さん色々考えていると思います。
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